【2023年版】防災グッズのおすすめ8選　防災グッズの選ぶポイント　part2

2023年9月06日

はじめに

　自然災害や緊急事態に備えるため、適切な防災グッズを備えておくことは非常に重要です。この記事では、2023年の最新情報を基に、緊急時に役立つおすすめの防災グッズをご紹介します。また、それぞれのグッズの選び方についても、紹介します。これらのアイテムは、安全な避難生活を送るために必要なものばかりですので、ぜひ参考にしてください。

1.防寒具

1-1　保温性

　防寒具は体温を保ち、寒冷な環境から体を守るために重要です。保温性の高い材料や断熱効果のあるデザインを備えた防寒具を選びましょう。ウールやフリース、ダウンなどの暖かい素材が適しています。

1-2　風を遮る機能

　風は体温を奪い、寒さを感じさせます。風を遮る機能がある防寒具を選ぶことで、体温を保ちやすくなります。風を通さない防風素材やフード、袖口や裾の調整機能などがあると良いでしょう。

1-3　防水性

　災害時には雨や雪などの水分にさらされることがあります。防水性のある防寒具を選ぶことで、体が濡れることを防ぎ、寒さから身を守ることができます。防水加工が施された防寒具や、防水カバーを備えたものを選びましょう。

1-4　動きやすさ

　防寒具を着用している状態でも、自由な動きができることが重要です。特に緊急時や避難時には、機動性が求められます。防寒具のデザインやサイズに注意し、十分な動きやすさを確保できるものを選びましょう。

1-5　レイヤリングの考慮

　防寒具は、複数の層を重ねて着用するレイヤリングに適したものを選ぶと便利です。複数の薄手のアイテムを組み合わせることで、体温調整がしやすくなります。重ね着を想定して、防寒具のサイズやデザインを選ぶことをおすすめします。

1-6　持ち運びの便利さ

　災害時には移動や避難が必要な場合がありますので、持ち運びやすい軽量でコンパクトな防寒具を選ぶことも重要です。折りたたみ可能なタイプや収納袋が付属しているものなど、持ち運びの便利な機能があると良いでしょう。

1-7　マルチツール

　さまざまな機能を備えたマルチツールは、災害時に役立つ便利なアイテムです。ナイフ、ノコギリ、缶切りなどが含まれます。

2.マスク

2-1　フィルタリング効果

　マスクは風邪やウイルス、粉塵などの微粒子から保護するために使用されます。フィルタリング効果の高いマスクを選ぶことで、より確実に微粒子の侵入を防ぐことができます。N95などの高度なフィルタリング能力を持つマスクがおすすめです。

2-2　適切なフィット感

　マスクは正しくフィットしていなければ効果的に機能しません。顔に密着し、鼻と口をしっかり覆うことができるマスクを選びましょう。調節可能な鼻ワイヤーや耳ひものあるマスクがフィット感を向上させます。

2-3　品質と耐久性

　長時間の使用や繰り返しの使用に耐える品質の高いマスクを選びましょう。耐久性があり、破れたり劣化したりしづらい素材を選ぶことが重要です。また、マスクの層数や織り方も品質を判断する要素となります。

3.手袋

3-1　防水性と耐久性

　災害時には水や雨、雪といった湿った状況や荒れた環境にさらされる可能性があります。防水性のある手袋を選ぶことで手を乾燥させ、保護することができます。また、耐久性がある手袋は長期間使用できるため、適切な保護を提供します。

3-2　適切なフィット感と動きやすさ

　手袋は適切なフィット感が重要です。手のひらや指先に余裕がありすぎず、しっかりとしたグリップや操作性を提供する手袋を選びましょう。動きやすく、手先の細かい作業を行いやすいデザインが好ましいです。

3-3　適切な厚さと保温性

　手袋の厚さは保温性と災害時の作業の両方を考慮して選ぶ必要があります。寒冷な環境では暖かい手袋が必要ですが、同時に細かな作業や操作も行う必要があるかもしれません。適切な厚さを選び、保温性と機能性のバランスを確保しましょう。

3-4　衛生的な素材

　手袋は長時間使用するため、衛生面にも配慮する必要があります。吸湿性のある素材や通気性のあるデザインを選ぶことで、手の蒸れや湿気を軽減し、快適な状態を保つことができます。

4.ヘッドランプ

4-1　明るさと範囲ヘッド

　ランプの明るさは、商社範囲や光の強さを示します。災害時には暗い場所や制限された視界で作業を行う可能性がありますので、明るく広範囲な照射ができるヘッドランプを選ぶことが重要です。ルーメン（lm）の数値を確認し、適切な明るさを選びましょう。

4-2　照射モードと調整機能

　ヘッドランプは通常、異なる照射モード（ハイ、ロー、ストロボなど）を備えています。災害時には必要に応じて照射モードを切り替えられることが重要です。また、角度調整機能や焦点調節機能があると、作業や見え方の調整がしやすくなります。

4-3　防水性と耐久性

　災害時には水や湿気、衝撃などの厳しい環境にさらされる可能性があります。防水性が高く、耐久性のあるヘッドランプを選ぶことで、長期間使用できるだけでなく、不測の事態にも耐えることができます。IPX規格や耐衝撃性能の情報を確認しましょう。

4－4　バッテリー寿命と電源

　ヘッドランプはバッテリーで動作するため、長時間の使用や予備電源の確保が必要です。バッテリー寿命や充電時間、交換可能なバッテリーなどを確認し、災害時に必要な時間に対応できるヘッドランプを選びましょう。

4－5　快適さと調整機能

　ヘッドランプは長時間使用することが多いため、快適さも重要です。軽量で調節可能なヘッドバンドやパッド、快適な装着感を提供するデザインが好ましいです。長時間使用しても疲れにくい機能を備えたヘッドランプを選ぶことをおすすめします。

5.シートやテント

5-1　耐久性と防水性

　シートやテントは、風雨や悪天候などの過酷な状況に耐える必要があります。耐久性のある素材や補強された縫い目がある製品を選ぶことで、長期間使用できるだけでなく、風や水の侵入を防ぐことができます。防水性の高い素材やコーティングも重要な要素です。

5-2　サイズとポータビリティ

　災害時には持ち運びや収納の便利さも考慮すべきです。シートやテントのサイズは、人数や物品の保護に適したものを選ぶ必要があります。また、軽量でコンパクトに収納できる製品は、緊急時の移動や避難に便利です。

5-3　組み立てや取り扱いの簡便さ

　災害時には迅速な対応が求められますので、シートやテントの組み立てや取り扱いが簡単であることが重要です。ポールやフレームの設置方法、簡潔な説明書の有無などを確認しましょう。また、必要なアクセサリーが含まれているかどうかもチェックしましょう。

5-4　通気性と快適性

　長時間シートやテントに滞在する場合、通気性と快適性は重要な要素です。十分な通気性があることで、内部の湿気やムレを軽減し、快適な環境を提供します。また、サイドウィンドウやドアの有無、ベンチレーションシステムの有無なども確認しましょう。

5-5　UV保護や熱反射性

　シートやテントは、日光や熱からの保護も重要です。UVカットや熱反射性のある素材やコーティングを備えた製品は、夏季などの高温環境でも適切な保護を提供します。

6.ガスストーブ

6-1　安全性

　ガスストーブは火を使うため、安全性が最も重要な要素です。安定した設置ができるしっかりとしたフレームや安全装置（例：傾斜検知装置、不完全燃焼防止装置など）を備えた製品を選ぶことが重要です。また、耐風性や耐震性があることも安全性を確保する上で重要です。

6-2　燃料の種類

　ガスストーブには様々な種類の燃料があります。代表的な燃料としてはプロパンガスやカセットガスがありますが、地域や使用状況によって最適な燃料を選ぶ必要があります。燃料の入手性や保管のしやすさも考慮しましょう。

6-3　熱出力と調節機能

　ガスストーブの熱出力は、暖房や料理などの用途に合わせて選ぶ必要があります。熱出力を調節できる機能（例：ヒートコントロール、炎量調節など）があると、使用時の快適性やエネルギー効率が向上します。

6-4　携帯性と収納性

　災害時には移動や避難が必要な場合もありますので、ガスストーブの携帯性と収納性も考慮しましょう。軽量でコンパクトな製品を選ぶことで、持ち運びや保管が容易になります。

6-5　使用寿命とメンテナンス

　長期的な使用を考えると、ガスストーブの使用寿命やメンテナンスの容易さも重要な要素です。耐久性のある素材や部品の交換が容易な製品を選ぶことで、長く安心して利用することができます。

7.防水バッグ

7-1　防水性能

　防水バッグの最も重要な特性は、水の浸入を防ぐ能力です。完全に防水された素材やシームテープが施されたバッグを選ぶことで、内部の物品を水から守ることができます。バッグの防水性能を示すIPX規格や防水評価に注目しましょう。

7-2　容量とサイズ

　災害時には必要な物品を持ち運ぶ必要がありますので、バッグの容量やサイズも重要な要素です。適切な容量を選び、必要な物品を効率的に収納できるバッグを選ぶことが重要です。また、コンパクトに収納できるバッグも便利です。

7-3　耐久性と耐摩耗性

　防水バッグは頻繁に使用されることがありますので、耐久性と耐摩耗性が求められます。丈夫な素材や補強された縫い目を備えたバッグを選ぶことで、長期間にわたって使用できます。

7-4　機能とアクセサリー

　バッグの機能やアクセサリーも便利さを左右します。内部の仕切りやポケット、ストラップなどの機能があると、荷物の整理やアクセスが容易になります。また、防水ジッパーや外部のフックなど、さまざまなアクセサリーも利便性を高める要素となります。

7-5　快適性

　バッグはしばしば長時間背負うことがありますので、快適性も考慮すべき要素です。クッション性のあるストラップや背面パッド、背中や肩への負担を軽減する機能があるバッグを選ぶことで、快適な使用が可能です。

8.ハンドクランク発電機

8-1　充電性能

　ハンドクランクは手動で発電するため、充電性能が重要な要素です。クランク操作によって発生するエネルギーを効率的に変換し、充電することができる製品を選びましょう。また、充電時間や使用時間も確認し、自身のニーズに合った製品を選ぶことが重要です。

8-2　多機能性

　ハンドクランクは単なる充電器だけでなく、他の機能を持った製品も存在します。例えば、ラジオやLEDライト、モバイルデバイスの充電ポートなどが搭載されていることがあります。自身が求める機能を考慮し、多機能な製品を選ぶことで、災害時のニーズに合わせた利便性を得ることができます。

8-3　耐久性と耐衝撃性

　ハンドクランクは災害時の緊急状況で頻繁に使用されることがあります。そのため、耐久性と耐衝撃性が求められます。頑丈な素材や衝撃に強い設計がなされた製品を選びましょう。防塵性や防水性がある製品も、屋外や厳しい環境での使用に適しています。

8-4　携帯性と収納性

　災害時には移動や避難が必要な場合もありますので、ハンドクランクの携帯性と収納性も考慮しましょう。コンパクトなサイズや軽量な製品を選ぶことで、持ち運びや保管が容易になります。また、収納時に邪魔にならない形状や収納袋が付属していることも便利です。

8-5　使いやすさ

　災害時には迅速な対応が求められますので、ハンドクランクの使いやすさも重要です。クランクの操作がスムーズで疲れにくい設計や、ボタンやスイッチの配置が直感的で分かりやすい製品を選ぶことで、ストレスなく使用することができます。

まとめ

　防寒具を選ぶ際には、保温性、軽量性、耐久性が重要です。適切なサイズや調節機能、防風性も確認しましょう。
マスクと手袋は衛生面と保護面で重要です。防塵効果やフィット感、耐久性を考慮し、適切な素材やサイズを選びましょう。
ヘッドランプは災害時の照明として重要です。明るさ、バッテリー寿命、防水性、快適な装着感を重視しましょう。
シートやテントは避難場所や休憩スペースの確保に役立ちます。耐久性、防水性、設置の簡便さ、通気性などを比較して選びましょう。
ガスストーブは災害時の調理や暖房に使用できます。安全性、燃料の種類、熱出力、携帯性、使用寿命などを考慮して選びましょう。
防水バッグは貴重品や重要な書類の保護に役立ちます。防水性能、容量、耐久性、携帯性を考慮し、適切なバッグを選びましょう。
ハンドクランクは充電や照明の供給に使えます。充電性能、多機能性、耐久性、携帯性、使いやすさを比較し、自身のニーズに合った製品を選びましょう。

　これらの防災グッズを適切に選び、災害時の備えを整えることで、安全性と生活の継続がより確保されます。災害への備えは常に大切なので、早めの準備をおすすめします。

目次

はじめに

1.防寒具

1-1 保温性

1-2 風を遮る機能

1-3 防水性

1-4 動きやすさ

1-5 レイヤリングの考慮

1-6 持ち運びの便利さ

1-7 マルチツール

2.マスク

2-1 フィルタリング効果

2-2 適切なフィット感

2-3 品質と耐久性

3.手袋

3-1 防水性と耐久性

3-2 適切なフィット感と動きやすさ

3-3 適切な厚さと保温性

3-4 衛生的な素材

4.ヘッドランプ

4-1 明るさと範囲ヘッド

4-2 照射モードと調整機能

4-3 防水性と耐久性

4－4 バッテリー寿命と電源

4－5 快適さと調整機能

5.シートやテント

5-1 耐久性と防水性

5-2 サイズとポータビリティ

5-3 組み立てや取り扱いの簡便さ

5-4 通気性と快適性

5-5 UV保護や熱反射性

6.ガスストーブ

6-1 安全性

6-2 燃料の種類

6-3 熱出力と調節機能

6-4 携帯性と収納性

6-5 使用寿命とメンテナンス